日商簿記の申込方法がわからない。教えて!
はじめて簿記検定を受ける人は緊張すると思います。緊張緩和の方法の一つは、やるべきことをシミュレーションすることです。
この記事では申込から結果発表までのながれを紹介します。シミュレーションに役立ててください。
申し込みまでの流れ
筆者は埼玉の商工会議所で申し込みました。(東京23区横浜以外の人は参考にしてください)
①近くの商工会議所等で申し込む
持ち物:受験料と(念のため)身分証
※ハンコはいらないです。
②申し込み場所で簿記〇級を受けたいのですが、と伝えると案内してくれるのでそれに従う。
③受験料を渡す+用紙に名前等必要事項を書く。大学名を書く欄がありますが、書かなくても問題ありません。
④受験票がもらえるので試験当日まで保管してください。
⑤試験を受ける 試験結果は約1か月後にわかります。
⑥合格発表日にネット等で合格か確認する。
Q&A
最寄りの商工会議所以外でも受験できるの?
→YES 職場、学校近くの商工会議所でも申し込みが可能です。
(ただし、東京23区、横浜は特殊なので、要確認です。こちらから)
簿記3級と簿記2級の同時受験はできるの?
→YES
簿記3級は9:00前後に開始(試験時間120分)
簿記2級は13:30前後に開始 (120分)のパターンが多いので、併願・同時受験は可能です。
ただし、級によって受験会場(教室)が異なる場合があるため、間違えないように注意してくださいね。
日商簿記検定の値段
1級 受験料7850円+手数料550円=合計8400円(税込)
2級 受験料4720円+手数料550円=合計5270円(税込)
3級 受験料2850円+手数料550円=合計3400円(税込)
※これらのエリアでは、受験票発送等郵送に係る費用として手数料550円がかかります。
・その他のエリア
1級 受験料7850円(税込)
2級 受験料4720円(税込)
3級 受験料2850円(税込)
申し込み期限が過ぎてしまったときの対応
せっかく勉強したのに申し込み期限が過ぎてしまったという人へ
数日であればなんとかなるかもしれませんよ?
商工会議所によって申し込み締め切り日が異なります。場所によっては1週間程度ずれていることがあるので、近隣の商工会議所で探してみてもいいかもしれません。
また、インターネット申し込みでは、カード決済は締め切りが遅い傾向にあるので、調べてみてもいいかもしれません。(リンク先はこちら)
試験準備~当日
試験準備 試験当日に持っていくもの MUST
・受験票
・筆記用具(シャーペン、鉛筆、消しゴムは複数あると良いです)
・電卓orそろばん (電卓は関数電卓NG)(おすすめの電卓はこちら)
・身分証明書
※身分証明書について
学生証→〇
運転免許証→〇
パスポート→〇
マイナンバーカード→〇
健康保険証→×
顔写真付きのものが良いということです。
持っていった方がよいもの
・時計
※試験会場に時計はありますが、時刻がずれていたり、秒針が見えなかったりします。したがって、正確な時間を知りたい人は時計を持っていくことをおススメします。
※原則として腕時計です。試験場によっては、ストップウォッチ(音が出ないように)、デジタル式目覚まし時計でもOKなようです。
筆者の場合はOKでした。あらかじめ、試験監督員に許可をもらってください。
・ポケットティッシュ
※ポケットティッシュの中身を袋から出せば、机の上に出してもOKな場合があるようです。これも許可をもらって下さい。
・カイロ
※11月、2月受験で寒い日は持って行った方がいいです。
教室が古いと暖房が利かない、隙間風があるなど、寒くて試験に集中できないことがあります。
試験当日
試験会場のトイレの場所は必ず確認してください。緊張していると焦ります。
試験当日の流れについて説明します。
初めての受験の人は参考にしてください。流れを頭の中でシミュレーションすることで、当日落ち着いて試験に臨むことができます。
チェック事項等はDLできるようにしますので参考にしてください。
試験開始10分前(試験監督員の説明前)
試験前チェック
・トイレは済ませたか
・受験票、身分証明書は机の上にあるか
・シャーペン、鉛筆の芯は正常か
・消しゴムはあるか
・電卓は正常か(余計な数字が入力されてないか)
・余計なものは机の上にないか
・携帯電話等の電源は切ったか
・時計等のアラームは切ったか
試験開始5分前(試験監督員の説明開始)
問題用紙はA3の大きさで、A4サイズに追ったものが配られます。解答用紙も同様。
解答用紙だけ提出し、問題用紙は持ち帰ることができます。また、メモ用としてA4サイズの白紙が配られます。
これも持ち帰り可能。筆者は自己採点用として、白紙に自分の解答を写して持ち帰っていました。
試験開始直前
解答用紙に氏名と受験場所を記載し、書き終えたら用紙を伏せるよう指示があります。この時に解答枠を見ることができるので、軽く内容を確認することをおススメします。
氏名を書き終わってから試験開始までに数分あります。この間にどの流れで解くか、どんな論点がでるかを予想すると落ち着いて解き始めることができると思います。
試験開始直後
まず、問題文を最初から最後まで軽く見ます。その後、どの順番で解き始めるか、難易度はどうかを考えます。(数分)解きやすいところから時始めましょう。
試験中
途中退出はできますが、できる限り最後まで粘ることをおススメします。見直しも念入りに。(見直し方法、正答率アップのコツはこちらから)
試験終了直前
試験終了5分前か10分前に試験監督員からアナウンスがあります。
・氏名、受験場所の記載確認
・最後の見直し(計算ミス)+読みにくい字(6⇔0や7⇔1など)になっている所は修正しましょう
・空欄は避けること 何か文字を埋めるようにしましょう。
試験終了
お疲れさまでした。
忘れ物がないよう、持ち帰りましょう。受験票はなくさないよう大切に保管。
簿記の試験結果はいつ?
6月受験 7月上旬~下旬
11月受験 12月中旬~1月中旬
2月試験 3月中旬から4月4月中旬
ネット試験 即時
もし合格していたら、合格証書を商工会議所等でもらえます。受験票を持参し、もらいに行って下さい。無料です。
商工会議所にて半年~1年間は保管してもらえるので、期間中に取りに行くと良いと思います。(実際の合格証書はこんなかんじです)
その他有料でできるサービス
・合格証書の郵送(1000円程度、商工会議所によって異なる)
・合格証明書の発行(1000円程度)…合格証書とは別に発行することができます。合格の証拠提出が求められた場合、合格証書を紛失した場合に使います。
試験結果のみかた
それぞれ異なる場合がありますが、基本は以下のとおりです。
◯試験直後に結果を確認する場合
1. 試験が終わるとすぐに採点され、スコアレポートが表示されます。
◯自宅などで結果を確認する場合
- 試験予約時に使用したログインIDでマイページにログインしてください。
- 画面上の【CBT申込】ボタンをクリックします。
- 受験した級の「申込・受験履歴」タブ内にある【結果表示】ボタンをクリックします。
- 「受験結果」のすぐ近くの【合格証書】ボタンをクリックします。
- デジタル合格証が表示されたら、【印刷】ボタンをクリックします。
- これで、合格証がPDF形式でお使いの端末にダウンロードされます。
最後に
・申し込み方法は「東京23区と横浜」と「それ以外」で違う。
・場合によっては申込期限を過ぎても間に合う場合がある。
・試験当日は忘れ物ないように。
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