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サークル・部活運営の悩みを解決する!【メンバー不足や活動モチベーション維持、資金調達、新歓・宣伝活動、時間の調整の悩みに効くアイデア】~将棋部を例に新人部長さんへアドバイス~

将棋

サークル・部活を運営する上で、メンバーの不足や活動内容のモチベーション維持、資金調達、新歓・宣伝活動、時間の調整、組織の持続性など、さまざまな悩みがあります。

しかし、それらの悩みには解決策が存在します。この記事では、サークル運営における悩みと解決策を紹介し、より良いサークル運営のヒントをお届けします。

中学・高校・大学の新人部長さん、幹部メンバーの方、必見です!

【筆者の経歴】

・高校時代に将棋部の部長を2年経験(部員数20~30人程度)

・大学時代に将棋部(サークル)部長を1年経験(部員数20~30人程度)

・公認会計士協会の下部組織(若手の集まり)で、財務責任者を担当(メンバー30人程度)

以下は、部長時代の経験や、こうすればより良くなるというアイデアをまとめたものです。参考にしてください。

目次

メンバーの不足

サークルに十分なメンバーが集まらない場合、サークルの運営自体が困難になることがあります。

メンバー不足を解消するアイデア

大学や専門学校などで、サークル活動は充実した学生生活を送る上で欠かせないものの一つです。しかし、中には人手不足で活動が困難になってしまうことがあります。そこで、メンバー不足を解消するためのアイデアをご紹介します。

イベントや企画を通じて、サークルの魅力をアピールする


サークルの魅力をアピールすることが、新規メンバー獲得につながります。イベントや企画を通じて、サークルの存在をアピールし、興味を持ってもらえるようにすることが大切です。例えば、学内でのスポーツ大会や文化祭、キャンパス内でのパフォーマンス、地域のイベントへの出展などが考えられます。

将棋部

将棋部であれば、他の学校の将棋部の方と交流することが考えられます。大学の将棋部であれば、他大学以外にも、系列や近くの中学・高校に声をかけることが考えられます。

また、複数の将棋部合同で、将棋大会をすることもできます。それぞれの部費を持ち寄って、景品を出すのも良いかもしれません。

将棋のよいところで、対面とオンラインの両方で可能ですから、遠方の方と交流するのも良いでしょう。

さらに、オープンキャンパスのように、非将棋部以外の方も参加ができるイベントを考えるのはどうでしょうか。初心者向けに大判解説をしたり、奨励会員・プロ棋士の先生を呼ぶことも考えられます。

演出は派手な方がいいですね。変則将棋も良いかもしれません。

筆者はどれも部長時代にやりましたね。

関連する学科やサークルとコラボレーションする


同じ分野の学科や、興味のあるサークルとコラボレーションすることで、新規メンバーの獲得につながります。例えば、音楽サークルとダンスサークルがコラボレーションして公演を行う、芸術系サークルと写真サークルがコラボレーションして展示会を開催するなどが考えられます。

将棋部

将棋部でコラボする相手としては以下はいかがでしょうか?

・囲碁部、チェスサークルなど→ボードゲームという共通点があるため、雰囲気も似ている可能性があります。

・料理、芸術、茶道部→将棋部部室をコーディネートする、あるいは休憩時の交流としていかがでしょうか。

・運動部系→あるいは、正反対の運動部の方に声を掛けて、雨の日にできる活動として将棋部兼部をおすすめするのはいかがでしょうか?

筆者は、弓道部、鉄道部、化学部の人たちとよく交流をしていました。

友人や知人を誘って、口コミで広げる


友人や知人を誘って、口コミでサークルを広げることも有効な手段です。既存メンバーが自分の友人や知人を誘って、サークルに参加してもらうことで、新規メンバー獲得につながります。また、口コミで広がることで、参加してみたいと思っていた人にも知ってもらえるようになります。

将棋部

将棋という性質上、身内だけになりがちなので、新歓以外にも継続的に勧誘することが大事です。

手軽にできる、という点で気軽に入部してもらいましょう。

活動内容のモチベーション維持

サークルの活動内容がモノトーンになりがちで、メンバーのモチベーション維持が難しいことがあります。

活動内容のモチベーション維持に対するアイデア

サークル活動を継続して行うためには、活動内容のモチベーション維持が欠かせません。メンバーがモチベーションを保ち、楽しく活動できるようにするためには、以下のようなアイデアがあります。

定期的なミーティングを通じて、メンバーの要望やアイデアを取り入れる


定期的なミーティングを通じて、メンバーの要望やアイデアを取り入れることが、活動内容のモチベーション維持につながります。メンバーが持つアイデアや意見を取り入れ、サークル活動を改善していくことで、メンバー自身が活動に参加しやすくなります。また、活動内容がメンバー自身が関心を持つものであれば、モチベーションも自然と高まります。

将棋部

5分、10分でいいのでMTGしましょう。普段から意見を言えるような、雰囲気づくりも大事です。もしかしたら、対面よりもteamsやZOOMのほうが出席率はいいかもしれませんね。

活動内容を変えたり、新しい試みを加える


同じ活動内容やテーマばかりだと、メンバーのモチベーションが低下してしまうことがあります。そこで、活動内容を変えたり、新しい試みを加えることが必要です。例えば、新しいプログラムの導入や、過去にはやっていなかったことにチャレンジするなどが考えられます。新しいことに挑戦することで、メンバーのモチベーションを高めることができます。

将棋部

私が部長の時はできなかったのですが、ネット将棋を積極的に活用しましょう。

直接部活には来れないけど、ネット将棋であれば参加できる、という人もいますね。

その他、土曜や日曜であれば、OBの方と交流もしやすいです。その意味でも、卒業後の連絡先は入手しておき、定期的にコミュニケーションとりましょう。

また、奨励会員やプロの先生と対話する時間を設けるのも良いかもしれません。直接対局しなくても、有益な情報が手に入ると思います。オンラインでインタビューする形でやり取りするのはいかがでしょうか?

メンバー間で協力や競争を促す


メンバー同士が協力することや、競争することで、メンバーのモチベーションを高めることができます。例えば、チームでのゲームや競技、発表会やコンテストなどが考えられます。また、サークル活動に必要なスキルを身に付けるためのワークショップなども、メンバー同士の協力や競争を促すことができます。

将棋部

部内の大会、複数人の団体戦、あるいは複数人で数手ずつ指す、のようなイベントはやっていました。

また、部外の大会に参加したり、千駄ヶ谷の将棋会館に行くこともモチベーションUPにつながると思います。

資金調達

サークルの活動に必要な費用を調達することが難しいことがあります。

資金調達に対するアイデア

サークルを運営するためには、様々な費用がかかります。例えば、場所の費用や備品の購入、衣装代や公演費用などです。しかし、資金調達が難しくて活動が続けられないサークルもあります。そこで、今回は資金調達に対するアイデアをご紹介します。

チャリティーイベントやフリーマーケットなどの収益を活動費に充てる


チャリティーイベントやフリーマーケットなどの収益を、サークルの活動費に充てることができます。例えば、公園でのフリーマーケットや、学校内でのチャリティーイベントなどが考えられます。また、チャリティーイベントなどで得た収益を、自分たちで企画したイベントや活動に投資することで、よりメンバーのやる気を引き出すこともできます。

将棋部

資金源になるかは不明ですが、将棋部としてのフリーペーパー、ブログ運営、初心者向けの講座などイベントを開催することは考えられます。

学内外からの助成金やスポンサーを探す


サークルの活動費用に必要な資金を、学内外からの助成金やスポンサーからの支援を受けることができます。例えば、学内の文化会館や生協、地域の自治体などから助成金を受けたり、企業からのスポンサーシップを受けたりすることができます。そのためには、スポンサーが期待する宣伝効果やPRの方法を研究し、助成金や支援を受けられる提案書を作成することが重要です。

将棋部

将棋部OBの方から支援を受けることは可能かと思います。頭を使う競技ですので、比較的協力が得やすい印象です。

メンバー自身が出費を抑える方法を考える


サークルの活動費用を抑えることで、資金調達の負担を減らすことができます。例えば、学校内で練習場所を借りたり、持ち物を共有したりすることで、費用を抑えることができます。また、衣装や備品などは、中古品を購入することでコストを下げることもできます。

将棋部

将棋をするだけですと、必要経費もそこまで掛からないも将棋部のメリットです。

かかる費用とすると、大会参加費や交通費、合宿旅行等の費用でしょうか。このあたりは工夫の余地があるかもしれません。

新歓・宣伝活動

サークルを知ってもらうための新歓や宣伝活動がうまくいかず、メンバー獲得が難しいことがあります。

新歓・宣伝活動に対するアイデア

新しい学年の入学や転入生がある時期、サークルは新歓活動を実施することで、新たなメンバーを募集します。しかし、競合するサークルが多い中、どのように新歓・宣伝活動を行えばよいか悩むこともあるでしょう。そこで、以下に新歓・宣伝活動に対するアイデアをご紹介します。

SNSやWebサイトを活用する


現代は、SNSやWebサイトなどを活用することが、情報発信の一つとして重要な役割を担っています。サークル活動も例外ではありません。新歓・宣伝活動の一環として、サークルの公式アカウントを作成し、SNSやWebサイトを活用することで、より多くの人に情報を発信することができます。例えば、サークルの活動内容やスケジュール、参加方法などを掲載することで、より多くの人にアピールすることができます。

将棋部

難しいところではありますが、積極的に情報発信をしていくことが寛容かと思います。

ぱっと思いつくのは詰将棋や初心者向けの講座、普段の活動を写真にとる、配信するなどでしょうか。

他の学校の将棋部や奨励会員、プロの先生と積極的に交流してみてはいかがでしょうか?

フライヤーやポスターなどを作成し、配布する


フライヤーやポスターなどを作成し、学内外に配布することで、サークルの存在をアピールすることができます。例えば、学内の掲示板や食堂、図書館などにポスターやフライヤーを掲示することができます。また、学外でも駅や商業施設などにポスターやフライヤーを貼ることで、より多くの人にアピールすることができます。

将棋部

高校では、部内向けに将棋に関する記事をそれぞれ作って、冊子にまとめるということをしていました。

体外向けに作成しても良かったかもしれません。また、ブログやSNSの運営もそこまで力を入れていなかったため、改善の余地がありました。

学内行事などに参加し、PRする


学内の行事に参加することで、多くの人にアピールすることができます。例えば、学園祭や文化祭、スポーツ大会などに参加し、PRブースを出店することで、多くの人にサークルの存在を知ってもらうことができます。また、学内のイベントに参加することで、他のサークルとの交流も深めることができます。

将棋部

新歓や文化祭は、次の新入部員獲得のために本気で取り組みましょう。楽しそうと思ってもらえれば、入ってもらえます。

メンバーの意見の食い違い

メンバー間で考え方や意見が食い違い、サークルの方向性を決める上で難しいことがあります。

メンバーの意見の食い違いに対するアイデア

サークルを運営する上で、メンバーの間で意見が食い違うことは避けられません。しかし、そのような状況が続くと、メンバー同士の関係が悪化してしまうこともあります。そこで、今回はメンバーの意見の食い違いに対するアイデアをご紹介します。

意見交換の場を設ける


メンバーが意見を出し合う場を設けることで、話し合いを進めることができます。意見が食い違った場合には、その原因を明らかにすることが大切です。また、意見が食い違っても、誰の意見が正しいということはなく、それぞれの意見を尊重し合うことが大切です。このような場を設けることで、メンバー同士の信頼関係が深まり、今後の活動にもつながります。

将棋部

結構、難しいんですよねこれ。どうしても意見が合わないこともありますし。可能な限り話し合って、より良い結論を見つけるしかないと思います。

目的や方針を明確化し、統一した目標を共有する


サークルの目的や方針を明確にし、メンバー全員で共有することで、意見が食い違うことを防ぐことができます。また、統一した目標を持つことで、メンバー同士の意見の違いを調整することができます。目標が共有されていれば、それに向かって取り組むことができます。

将棋部

初心者向けにわいわいやっていくのか、どこかの大会で優勝することを目的にするのか、いくつか考えられます。私のところでは、大会で上位グループに昇格することを目標に取り組んでいました。

リーダーやメンバー間でのコミュニケーションを促す


リーダーやメンバー同士がコミュニケーションを取り、話し合いをすることが重要です。リーダーが、メンバーの悩みや要望に耳を傾け、誠実に対応することで、信頼関係が深まります。また、メンバー同士がコミュニケーションを取ることで、自分の意見を相手に伝えることができ、相手の意見を聞くことができます。これらのコミュニケーションを通じて、メンバー同士の意見が食い違うことを防ぐことができます。

将棋部

さみしそうなメンバーがいたら、積極的に対局誘ってあげましょう。将棋部ですから、対局するのが良いかと思います。雑談しながら対局してみましょう。

また、部長同士で交流をし、悩みを相談するのも良いでしょう。

時間の調整

メンバーがそれぞれのスケジュールに合わせて活動時間を調整することが難しいことがあります。

時間の調整に対するアイデア

サークル活動を行う上で、メンバーが自由な時間を持つことが前提ですが、メンバー同士のスケジュール調整がうまくいかないと、活動が行えないこともあります。そこで、今回は時間の調整に対するアイデアをご紹介します。

メンバーが使える時間帯を調査し、最適な活動時間を設定する


サークルのメンバーが、使える時間帯を調査することで、最適な活動時間を設定することができます。調査方法は、メンバーにアンケートを取る、面談を行う、グループチャットなどが考えられます。このように、メンバーが使える時間帯を調査することで、多くのメンバーが参加しやすい時間帯を見つけることができます。

将棋部

可能な限り、新入部員が入部するときに聞いておきましょう。予定が合わないということもありますね。

メンバーのスケジュールを事前に共有し、調整する


活動予定やスケジュールを事前に共有することで、メンバー同士がスケジュール調整を行うことができます。例えば、Googleカレンダーなどの共有ツールを使用することで、誰がいつ空いているかを共有し、スケジュールを調整することができます。また、事前に共有することで、予定を立てる際に余裕を持つことができるため、メンバーの都合を考慮することができます。

将棋部

将棋部で一番困るのは、イベント(新歓、文化祭、合宿)のメンバーが集まらないこと、大会のイベントが集まらないということではないでしょうか?あらかじめ、イベントの日程とメンバーのスケジュールは共有しておきましょう!

活動内容を柔軟に変更することで、メンバーの都合に合わせる


活動内容を柔軟に変更することで、メンバーの都合に合わせることができます。例えば、練習内容を調整したり、短時間の練習や、オンラインでの練習などに変更することが考えられます。また、活動内容を変更することで、新しい取り組みに挑戦することもできます。

将棋部

私が部長をしていたときは、良さげなアプリがなくて苦労しました。今は、サークルスクエアさんのようなサービスがあるので、調整はやりやすいと思います。

組織の持続性

新しいメンバーが加わっても、サークルが続くための方策を立てることが必要になります。

組織の持続性に対するアイデア

サークルを運営する上で、組織の持続性が問題となることがあります。たとえ現在活動が盛んだったとしても、後輩が入部せずにメンバーが減ってしまったり、卒業後に活動が途絶えてしまうこともあります。そこで、今回は組織の持続性に対するアイデアをご紹介します。

後輩の指導やフォロー体制を整備する


後輩の指導やフォロー体制を整備することで、サークルの持続性を高めることができます。後輩が入部した場合には、サークル活動のやり方やルール、マナーなどを丁寧に教えることが大切です。また、後輩にも積極的に活動に参加してもらい、サークルにとって必要な役割を果たしてもらうことも重要です。

将棋部

将棋部では、棋力の差が大きいのが問題になったりします。特に初心者の新入部員には、楽しくやりたいのか、それともガツガツ棋力を上げたいのか方向性は聞いておきましょう。

また、初心者向けの講座を定期的に行う、本や動画の紹介を行う、積極的に交流をするなど、退部者を増やさない工夫が大事かと思います。初心者に対しては、無理に対局をしなくても良いかもしれませんね。

継続的な新歓・宣伝活動を行う


継続的な新歓・宣伝活動を行うことで、常に新しいメンバーを募集し、サークルの持続性を高めることができます。新歓活動やオープンキャンパスなどのイベントに参加したり、SNSやWebサイトを活用した宣伝活動を行ったりすることが考えられます。また、サークルの魅力をアピールし、入部希望者にとって魅力的な場所であることを示すことも大切です。

将棋部

意外と、将棋に興味を持っている学生さんは多いので、新歓期間以外にも定期的に勧誘活動を行っていきましょう。

卒業したメンバーにもコミュニケーションを取り続ける


卒業したメンバーにもコミュニケーションを取り続けることで、サークルの持続性を高めることができます。卒業生には、サークルの情報や活動内容を定期的に報告することで、関心を持ってもらうことができます。また、卒業生と現役メンバーが交流する場を設けることで、サークルの持続性を高めることができます。

将棋部

これ、本当に大事です。将棋部は出席人数が少ないと対局ができないので、どうしても参加人数を増やす必要があります。毎回同じ人では飽きますし。

OBメンバーとコミュニケーションを取って、参加可能な時間を聞くのは有効だと思います。OBの勤務後にオンラインで交流したり、土日に部室で対局をしたり、工夫の余地はあると思います。

おわりに

サークル運営には、様々な悩みがつきものですが、それらの悩みには解決策が存在します。メンバー不足や活動内容のモチベーション維持、資金調達、新歓・宣伝活動、時間の調整、組織の持続性など、それぞれの悩みに対して有効なアイデアがあります。

これらを実践することで、より良いサークル運営が実現できます。しかし、それ以上に大切なのは、メンバー同士のコミュニケーションや協力です。

サークルでの出会いや活動を通じて、多くの人との繋がりが生まれ、新たな人生やキャリアの可能性を広げることもできます。

サークル運営は、個人の成長や社会人としての力量を高める場でもあります。ぜひ、あなたもサークルに参加し、良い仲間と共に、充実した大学生活を送ってみてはいかがでしょうか。

将棋

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この記事を書いた人

【略歴】
20代男。都内の監査法人に勤務。
大学4年より公認会計士試験の勉強を本格的に開始。
その後、税理士法人で働きながら勉強を続け、何度もチャレンジしながら合格をつかみとった。
なお、大学4年間の塾講師アルバイト経験あり。

将来は自分の会計事務所を持つのが夢。

【資格】
公認会計士試験(論文)&日商簿記1級

【趣味】
サイクリング、将棋、食べること

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