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論述系定期試験を完全攻略!合格への最短ルートを探る【勉強方法をアドバイス@大学・単位・履修登録】

論述定期試験

文章を書かせる論述系の定期試験をはじめて受けます。勉強の仕方を教えてください。

定期テストまであと1週間、という人へ。まずはこの記事を読んでください。

論述系の定期試験は、正しい知識と適切な対策が必要な、とても重要な試験です。しかし、適切な勉強方法を知らなければ合格(=単位取得)ができません。

そこで、今回は定期試験の論述試験に焦点を当て、合格るための勉強方法や試験直前・試験中の注意点などを紹介します。一緒に、合格への近道を探ってみましょう。

★筆者について★

大学入試をぎりぎりで合格したものの、卒業時には学科優秀賞を受賞。

卒業後には日商簿記1級と公認会計士試験に合格。

効率的な勉強のやり方を皆さんにおすそ分けすべく、ブログを書いています。

目次

定期試験の形式についての理解

試験形式によって、問題の種類や出題形式が異なるため、それに合わせた対策が必要です。試験の形式について、事前に確認しておきましょう。

論文式(論述)試験は、以下のような特徴があります。

・〇〇について説明せよ、という問題が多い。

・〇〇の相違点を述べよ、〇〇の理由を述べよ、という問題も出る。

・会計系の授業は、知っている知識について書けるか否かを問う説明問題が多い。初見の問題はほとんど出ないか、出ても既存の知識の組み合わせで解ける。

具体的な論述・論述試験対策

私の大学だと、A3サイズ(裏表書ける)の解答用紙が配られました。大体片面40行くらい。

表面全て+裏面の半分くらいは埋めていたが、最低限、表面全ては埋めるべきです。↓のやり方で覚えたらかなり埋まる、と思います。

高得点を取ろうと思ったら、試験時間の6~7割は書き続けられる程度に覚えておく必要があります。

以下、具体的な、論述試験対策を書いていきます。

事前準備 講義の理解と普段の勉強

講義の内容をしっかり理解することが、定期試験の合格への近道です。授業中にメモを取り、復習やまとめをすることで、理解度を深めましょう。

質問や疑問点があれば積極的に講師に聞いてみましょう。講義外での勉強も大切です。教科書や参考書を読んだり、過去問を解いたりすることで、自分なりの学習方法を見つけることができます。

さらに、周りの友人と共に勉強することも有効です。教え合ったり、合同で勉強会を開いたりすることで、新しい発見や理解を深めることができます。

勉強に集中するためには、適度な休憩も必要です。長時間の勉強は脳に負担をかけ、成績にも悪影響を与えることがあります。適度な休憩をとり、リフレッシュしましょう。

自信を持って試験に挑みましょう。自分の勉強成果を信じ、自分に合ったペースで問題を解いていくことが大切です。定期試験で自分自身を試し、自己成長につなげましょう。

直前の試験対策

過去問を入手できるなら、入手しましょう。

①.重要そうな論点を7-10個くらいピックアップする。細かい論点は無視。

→例:会計学の基礎で、重要そうな論点をピックアップしてみます。

 

②.まずはその論点を中心にマインドマップを書いてみる。

→今回はそのうち、「企業会計原則の一般原則」についての論点を考えて見ます。

 

1.真実性の原則
2.正規の簿記の原則
3.資本取引・損益取引区分の原則
4.明瞭性の原則
5.継続性の原則
6.保守主義の原則
7.単一性の原則

③.論点に対するキーワードを箇条書きにして、単語レベルでいいので覚える。

今回は、「一般原則について述べてください」という問いが出そうだと考え、以下を覚えていきます。

1~7の原則を言えるようにする しせしめけほた など頭文字で覚えます

④. ③の各々のキーワードについて補足説明を入れる。理由や具体例など。(ここまでを授業中or試験3日前までにはやる)

今回は各原則について、ひとこと、ふたことで言えるように、要素を考えていきます。

覚えにくい単語はなるべく簡単な単語に言い換えることを心がけましょう。

100%合っていなくても良いので、60%くらい合っている言葉に言い換えるのがおすすめです。

⑤ ④を参考に解答を作ってみる。目安は200~400文字程度。手書きではなく、Wordのほうが早い。

7つ原則があるので、最低限ひとつ30文字程度で言えれば良いです。余裕があれば増やしていきましょう。

「一般原則とは1.真実性の原則、2.正規の簿記の原則… 7単一性の原則、の7つである。

1.真実性の原則とは…」

個人的には、Googleドキュメントに音声入力するのが一番早いと思います。

時間が無い場合は、音声入力をオンにして、ざっくりと音読したら次の論点に行ったほうが良いでしょう。

⑥.他の論点についても同様に文章化する。(試験まであと2日)

まとめておきます。

この際、マストで覚えておくべきことと、余裕があったら覚えることは分けておくと良いですね。

今回であれば、

 

マスト…7原則の名前が言えること&原則名から説明が難しそうな箇所は単語レベルで覚えておく

余裕があれば…具体例をおぼえる

 

となります。

⑦.④や⑥を印刷、ホチキス止めし、音読しながら覚える。

経験上、授業時間を除けば10時間以内で試験準備は間に合いました。その分、授業中に集中します。

↓テキストのように正確な表現ではないですが、単位がもらえるレベルの解答はこちら

400文字だとこのくらいです。

一般原則とは、1.真実性の原則、2.正規の簿記の原則… 7.単一性の原則の7つである。

1.真実性の原則とは、財務諸表は真実を報告するものでなくてはいけないという原則である。また、絶対的ではなく、相対的な真実である。

2.正規の簿記の原則とは、すべての取引を正確に記録するべきという原則である。

3.資本・損益取引区分の原則とは、資本取引と損益取引を区分して記録すべきという原則である。

例えば、資本剰余金と利益剰余金を区別すべきである。

4.明瞭性の原則とは、利害関係者にとってわかりやすく財務諸表をつくるべきという原則である。

5.継続性の原則とは、一度決めたら、会計処理を原則として変更してはならないという原則である。

6.保守主義の原則とは、企業にとってマイナスの取引はあらかじめ記録すべきという原則である。例えば引当金である。

7.単一性の原則とは、ひとつの取引であればひとつの数値になるという原則である。形式的には複数の財務諸表を作ることは認められるが、実質的には1つの数値がもとであるということである。

補足

①例えば、資本取引・損益取引区分の原則のように、原則の名前を覚えればなんとかなるものは、マインドマップには特に書いていないです。 具体例だけ書いています。

②細かいテクニックですが、「原則として」のような文言を入れておくと良いですね。

「会計処理を変更してはならない」、の文言だと例外がありそうだと思ったら入れてみます。

③保守主義の原則や単一性の原則も、厳密にいうと解答としては微妙ですが、方向性だけでも書いておくと部分点がもらえます。

その他アドバイス

※文章の最初に結論を述べる。

(問われていること)について〇〇の点がある。これから述べる。

結論は〇〇である。 など。

 

※余裕あれば、1行でいいのでまとめをいれると、バランスが良いです。

 

※ 覚える時は書くのを最低限にする。

→覚えられないキーワードに限定する。

 

※15分(25分)勉強+5分寝るのサイクルを繰り返して勉強する。

 

※歩きながら勉強。試験に使ってないフロアの廊下を行ったり来たり。

試験 もちもの

わすれずに持っていきましょう。

マストで持っていくもの

・シャーペン&消しゴム

・ボールペン&修正テープ ← 必要な試験もあるため、常備しておきましょう。

・腕時計 ←スマホはカバンの中にしまう&教室に時計がない場合に備えて

・飲み物 ←場合によっては持ち込みOKです。

・学生証

※筆記具は2セット以上は持っていきましょう!

 必要であれば持っていくもの あれば便利なもの

・蛍光マーカー

・定規

・赤や青色ボールペンorフリクション ←直前勉強用に

・ホチキス

・白紙 ←メモ書き用に

試験直前にすること

キーワードが最も大事です。個数もきちんと合わせて覚えること。例えば、書くべき点が4つなのに3つしか書いてないのは減点です。

テキスト等をしまってから試験開始までに何をしていたか?

問題文の配布等で5分くらいあると思います。私は、論点の思い出し(書くべきことは何があったか)を頭の中で繰り返し唱えていました。

試験中にすべきこと

試験開始直後(試験時間70分)

問題文を見て、何を問われているかチェック。

↑の⑦のうち、無関係な所は忘れてよし。

余白にキーワードを書き出しましょう。答案を書いている途中で忘れるので、必ず最初に書きます。

さらに余裕があれば④を余白に書ければ、なお良いですね。(10分程度)

問題文をよく読んで、聞かれていることに正確に答えましょう。

例1、AとBについて比較せよ

→書き方としては、

1⃣AとBの共通点(共通点は○個ある。具体的には…のように書く)

一方で、

2⃣AとBの相違点(相違点は○個ある。具体的には…のように書く)

、と書くとスムーズである。勉強のときもこの流れを意識して覚えると良いですね。

例2、〇〇について、Cの観点から述べよ

→Cの観点から述べる。DやEの観点は書いても点数が来ない。

試験途中

30分くらい経過したら、途中退出可能の指示が出る。この時点で半分弱書けていればOK。

もう、何も書くことがなければ退出してもいいと思うが、覚えていることを何かしら書いた方が先生の印象も良いはずです。筆者は、選択式の定期テストなら途中退出はしていましたが、論述式テストでは途中退出をしなかったです。

試験終了10分前

監督員から10分前のアナウンスがあるはずです。

もし、まだやってない大問があれば、今解いている問題を速やかに切り上げ、次に進むべし。

まだやってない問題については、箇条書き+‪αレベルでいいので書く。何かしら点数が来るので、白紙は絶対に避ける。

また、解答用紙にはきちんと自分の名前や受験番号を書いておくことを忘れずに。
そして、余裕がある場合には解いた問題の確認を行い、間違いがないか再度チェックすることも大切です。
試験中は集中力を維持し、焦らず冷静に解くことがポイントです。時間配分も考えて、最後まで慌てずに解答しましょう。

試験終了

お疲れ様した。

最後に、試験後には必ず持ち物を確認して、忘れ物ないように。

採点について

先生はキーワードを中心に採点する傾向があります。あとは論理がしっかりしているか。

ただ、会計系学科では論理について気にし過ぎなくて良いと思います。おおまかな流れ、方向性があっていれば点数は来ると思います。

最後に

定期試験の論述試験には、合格に必要な知識と適切な対策が求められます。正しい勉強方法を身につけ、試験当日に臨む自信を持つことは決して簡単なことではありません。

しかし、こうした努力や取り組みは、今後の自分自身の成長やキャリアアップにも繋がるかもしれません。定期試験の論述試験に挑戦するみなさん、ぜひこの記事を参考に、合格への近道を探ってみてください。幸運を祈ります!

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この記事を書いた人

【略歴】
20代男。都内の監査法人に勤務。
大学4年より公認会計士試験の勉強を本格的に開始。
その後、税理士法人で働きながら勉強を続け、何度もチャレンジしながら合格をつかみとった。
なお、大学4年間の塾講師アルバイト経験あり。

将来は自分の会計事務所を持つのが夢。

【資格】
公認会計士試験(論文)&日商簿記1級

【趣味】
サイクリング、将棋、食べること

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