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授業の受け方がわからない大学1年生へ メモの取り方を解説

授業の受け方
ぶたさん
ぶたさん

大学1年生ですが、授業の受け方がわかりません。教えてください。

大学生は高校生と同様、板書をメモすることはあります。しかし、高校とは異なり、板書の自由度が高く、どのように授業を受けたらいいかわからない。という人も多いです。

そこで、この記事では板書のやり方を中心に、授業の受け方、メモの取り方についてアドバイスします。

目次

メモをとらないで良い点数(S、A評価)をとれる?

結論からいうと「難しい」です。ただし、他の手段で知識や情報を仕入れることができれば可能です。他の手段というのは

・すでにその授業の内容を理解している(予備校など)

・定期試験の過去問を持っており、定期試験が毎年ほぼ同じ

・メモ書き済のレジュメを手に入れる

・図書館等にて自分で勉強する

といったことです。

例えば、簿記の予備校で現在簿記2級の範囲を学んでいるのに、大学で簿記3級の授業を受けるなら、楽勝ですよね。

また、過去問については、運が良ければサークルの先輩や知り合いから入手できます。

こういった手段がとれるなら、授業中にメモを取る必要はないのかもしれません。

ただ、筆者の経験から言うと自分でメモ書きすることをおすすめします。

なぜなら、他人のメモ書きでは記憶に残りづらいからです。試験直前になって頭に入りやすいのは、自分で書いた文字だったりします。

基本的な授業の受け方

板書のやり方として、以下の方法が考えられます。

①普通のノートにすべて書く

②ルーズリーフにすべて書く

③レジュメ、テキストに書き込む

④タブレット、ノートパソコンに入力する など

筆者おすすめの方法は③か④です。特に③メインで授業を受けていました。

人によってやりやすい板書の仕方があると思います。あくまで、筆者の経験からのアドバイスですが参考にしてみてください。効率よく、良い成績を取りましょう。

板書が多い授業の受け方(書く量を減らす方法)

とはいっても、板書の量が多い先生もいらっしゃいますよね。

板書すべてを書くのは大変です。

さらに大変なのは

・高校の時とは異なり、板書+「先生が話したこと」もメモする必要があります。

→先生が話すことは大事。試験に出やすいところや課題について話すことも多いです。

・先生の話を聞き漏らしやすいです。

 →メモ書きをしている時に先生は次の話に進んでいることが多いです。意外と先生が話すスピードは早いです。

板書をメモするだけの機械になるのはよくないですね。一旦自分の中で理解してから書くのが理想です。

では、どうすればよいのでしょうか。

それは、

(a)レジュメ、テキストと同じ内容の部分は板書しない

(b)参考文献等をコピーして、それに書き込む

(c)文章でメモするのではなく、マインドマップや図を使ってメモをする

といった工夫をすることです。

(a) レジュメ、テキストベース

テキストをなぞるように授業を進める場合ですね。テキストについて先生が自ら執筆しているものもあります。

板書している所テキストに書いてあるじゃん、という場合はマーカーを引くだけで済ませていました。それで充分です。

(b)参考文献コピー

大学図書館等であらかじめコピーをしてそれに書き込むという方法です。原則、半分のページまでコピーができるという規則も覚えておくとよいでしょう。

半分しかコピーできないと感じるでしょうか。しかし、実際にはもっと少ないページのコピーで済みます。そもそも、テキスト丸々一冊分の授業をすることはないですし、重要な部分についてはさらに少ないページで済むはずです。

※コピーについてはこの記事から(図書館)

こうした工夫をすることで、板書をする量を減らし、先生の話に集中できます。

どのような板書をしようと、先生は怒ることはありません。自己責任だ、とおっしゃる先生が多いのです。

板書が少ない授業の受け方

逆に、板書が少ない先生の授業はどのように受けたらよいのでしょうか。

この先生の場合は真面目に授業を受けている人にとって良い成績をとるチャンスです。

きちんとメモをとることで周りの人との差をつけることができます。論述タイプの定期試験は相対評価になることも多いのです。

以下、2パターンに分けて説明します。

①資料(レジュメ、テキスト)を元に話をすすめる授業

軽くで良いので、あらかじめ読んでから授業に臨むと良いでしょう。授業前の休み時間3分くらいでもいいですし、授業開始後に先生が雑談をしている時間でもよいです。

読んでみて、わからない部分についてはしっかりと授業を聞き、メモしましょう。筆者はわからない「単語」の説明や、解説文の具体例などを余白に書いていました。

②資料なしの授業

通常の講義タイプでも、ゲストスピーカーの話を聞くタイプでも、映像を見るタイプでもアドバイスは同じです。あらかじめ、何かしらの資料を手に入れてから授業に臨みましょう。

例えば、

・通常の講義タイプ…授業範囲についてはシラバスで分かるはずです。数ページで構わないので、書籍やネットから印刷をしておき、それにメモをするとよいでしょう。

・ゲストスピーカーの話…誰が来るのかわかるなら、経歴、専門分野をネットで調べておく。ゲストスピーカーの話を聞く+課題or定期試験があるなら特に必要かと。これも10分くらいでOK。

・映像を見るタイプ…大体のあらすじ、要点を調べてから見ると良いでしょう。  筆者の大学では授業時間すべてを使って映像を見るという授業がありました。

 内容が分かりづらく、課題を提出するのが大変でしたが、あらすじが分かっていたのでなんとかなりました。

テキストは買うべきか?

シラバス等で参考文献として、書籍が数冊載っていることがあります。これらはすべて買わなければならないのでしょうか。

いいえ、違います。

あくまで、理解促進のために先生がおすすめのテキストを紹介している、ということも多いのです。

最初の授業(オリエンテーション)で必要かどうかを先生はおっしゃるので、それを聞いてから判断しましょう。じつは、必要とおっしゃっても買う必要がない場合があります。

それは

・コピーで対応できる場合

→授業内で参考とするページが少ない場合です。2回目や3回目あたりまでは、コピーで様子を見てもいいのではないでしょうか。本格的にテキストを使うなら買う、ということで。

・他にテキストを持っている場合

→予備校等で簿記を学んでいる場合に良く発生します。すでに同じ範囲のテキストを持っているという人は買わなくてもいいでしょう。

ただし、別の視点から解説しているという場合もあるため、別の出版社のテキストであれば買ってもいいかもしれません。

最後に

・自分でレジュメやテキストに書き込むことをおすすめするよ。

・板書は全部書く必要はないよ。先生の話が大事だから、工夫してメモしてね。

・板書が少ない先生の授業はちょっとした準備で大きな成果がでるよ。

・テキストは買わなくてもいい場合があるよ。

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この記事を書いた人

【略歴】
20代男。都内の監査法人に勤務。
大学4年より公認会計士試験の勉強を本格的に開始。
その後、税理士法人で働きながら勉強を続け、何度もチャレンジしながら合格をつかみとった。
なお、大学4年間の塾講師アルバイト経験あり。

将来は自分の会計事務所を持つのが夢。

【資格】
公認会計士試験(論文)&日商簿記1級

【趣味】
サイクリング、将棋、食べること

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