簿記2級・3級で早く解くコツを2つ紹介【時間が足りない】

早く解くコツ簿記3級_資格勉強

【略歴】
20代男。都内の監査法人に勤務。
大学4年より公認会計士試験の勉強を本格的に開始。
その後、税理士法人で働きながら勉強を続け、何度もチャレンジしながら合格をつかみとった。
なお、大学4年間の塾講師アルバイト経験あり。

将来は自分の会計事務所を持つのが夢。

【資格】
公認会計士試験(論文)&日商簿記1級

【趣味】
サイクリング、将棋、食べること

ぼすとんをフォローする

試験時間が足りない!間に合わない!

簿記の試験で時間が足りない。早く解くやり方を教えてください。

試験時間は簿記3級60分、簿記2級90分です。(簿記2級は半分が商業簿記)

長いイメージをもつ方もいます。一方で、実際には試験時間が足りないと言う人も多いのです。なぜなのでしょうか?

考えられる理由は

・仕訳をするのが遅い

・試算表、精算表等作成時に集計が遅い

・電卓を打つのが遅い

・そもそも問題が難しい など…様々あります。

この記事では、①仕訳 ②集計(試算表、精算表等)についてスピードUPのコツをアドバイスしたいと思います。

仕訳のスピードUP

簿記3.2級では仕訳がたくさん出てきます。この仕訳のスピードを上げることが解答スピードをUPさせるコツになります。

特に下書きレベルでは差はかなり大きいと思います。仕訳は勘定科目と数値で構成されているので、その各々について述べます。

前提として…

仕訳問題を見て、すぐに仕訳を思い出すレベルまで練習を繰り返しまししょう。

(a)勘定科目について…

省略して書きます。この略字は各々で書きやすいやり方を決めるのが良いと思います。

売掛金 と正式名称で書くのではなく、う×と書く。

有価証券 ではなく 有 と書く。 など。

簿記3級で出てくる勘定科目について、略字も含め無料DLできるようにしています。参考にしてください。

(b)数値について

例えば、左右で同じ数値であれば、貸方数値は〇で代用しています。

また、1000,000と書くべきところを「-」で代用しています。

以下、手書きしたのを載せますのでご参考に。 また、前提として、問題文を見て、すぐに仕訳が出てくるレベルまで練習する必要があります。遅くても数秒で思い出せるように。

試算表、精算表等作成時のスピードUP

・すべての仕訳を余白に書いて集計するやり方は、確かに正確ですが、時間がかかります。

・T字フォームを使うやり方もあります。

・筆者は

(1)簡単な仕訳は資料の表に直接数値を書き込む 

(2)複雑な仕訳については余白に書く 

というやり方にしております。このやり方で簿記1級や会計士試験までは合格しているので、問題はないかと思います。

やりやすいやり方でいいと思いますが、簿記に慣れてきてスピードを上げたい人はall仕訳ではなく、別のやり方を模索してもいいのではないでしょうか。

電卓のスピードUPは必要?

電卓を打つ速さは早い方がよいです。しかし、正確に打てることが重要なので、正確性が担保できる程度で早く打てばよいと思います。

例えば、「途中まで合計してミスしたから最初からやり直す」人と、「多少遅いが、正確に一回で合計ができる」人だと、トータルのスピードはほとんど変わらないです。

最低限打ち方が分かっていれば、あとは慣れでスピードUPできます。

左手で打つ?右手で打つ?

左手で打ち、右手で書いている人は確かに早いです。しかし、右手で慣れてしまってから左手に直すというのは矯正に時間がかかります。

したがって、簿記を学習開始時に左右迷ったら、左手を選ぶ、という程度で良いのではないでしょうか。

最後に

・仕訳のスピードを上げましょう。自分好みの略字を見つけてください。

サービスのご紹介

減価償却費に特化した記事も書いています。早く解きたい方、なかなかやり方が覚えられない方におすすめです。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました